あこがれの納豆 20161206

納豆を食べられるようになりました。

私の実家では納豆が食卓に上がることはありません。母が納豆を食べないからです。父は納豆を食べるようですが、我が家は絶対母政なので冷蔵庫に納豆があるのを見かけたことすらほとんどありません。めったに見ることのない納豆に対して、私はあこがれの気持ちを抱くようになっていました。

いつからか、納豆に挑戦するようになりました。

しかし、あの「臭い」と「味」にやられて残しては母に叱られることを何度も繰り返し、克服できないまま一人暮らしを始めてからはその挑戦をやめました。

納豆への挑戦をやめて何年もたった今年、どうしても諦められない自分でもよくわからない納豆への思いが再燃しました。

私は自分の弱点から攻略法を真剣に考え、味のごまかせるタイプの納豆を探しました。そしてピンと来たのが「紫蘇海苔だれ納豆」でした。その狙いは的中し、「ごはんですよ」味で苦手な味をほとんど感じることなく納豆ごはんを完食することができました。

その次に買ったのは「においの少ない かさねだし」と書いてある納豆でした。これは本当に臭いがほとんどなく、味をごまかさずに納豆ごはんを完食しました。

この納豆のおだしも気に入ったため同じものを買おうとスーパーに行った結果、ほとんど同じではあるものの「からし付き」タイプを購入してしまいました。私はまだ納豆の見分けがほとんどつかないのです。初めてのからし付き納豆。緊張しながらからしを混ぜてごはんに乗せ口に入れました。

 

「おいしい」

 

初めて納豆ごはんをおいしく感じました。今までは正直なところ「食べられる」だけだったのです。しかしからしを混ぜることで納豆ごはんが「おいしいもの」に変化しました。からし付き納豆、これがターニングポイントでした。

からし付き納豆に出会ってからというもの、朝食に納豆ごはんを食べるという私のあこがれの生活を送れるようになりました。朝にきちんと食べることで午前中からしっかり頭も働きます。

 

だけど、冬になってお米を研ぐのが辛くてごはんが炊けず納豆ごはんをしばらく食べていません。悩みはつきないものですね。

せみ